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中迫 隼 / Nakaseko Shun / tomtom
京都府出身、愛媛県松山市在住。
大学時代に研究といえども、昆虫を殺さねばならない殺虫剤の研究に疑問を
抱き、人が昆虫を殺さねばならない社会的背景や心理のほうに興味を抱いた
結果、日本中のいたるところで録音した昆虫の音のみを使って作曲するフィ
ールドワーク「インセクトオーケストラ」を考案する。その双子座特有の好奇心故、その表現は音楽だけにとどまらず、古着屋店主
との非日常的トークショー「凸凹肉のトーク食堂」や漂着ゴミを使ったオブ
ジェ・楽器・漂着DECOなどの制作&販売、昆虫ユニット「蟲けら」では、
虫になりきりパフォーマンス 、また時代に合った芸能形態についても独自に
研究しており、地元の友人と作り上げた「覚醒チンドンネットワーク」での
パフォーマンスも精力的におこなっている。日常にひそむちょっとした発見・気付きや問題、それは例えば野草の効能を
知ることだったり、ワカメの生えている場所を教えてもらったり、魚の毒に
侵されたりすることだったりします。はたまた身近なところでは言葉づかい
や文字、うわさ、広くは広告や宣伝、facebookなどが人に与える影響であっ
たり、友人にもらった昔の手紙を読み返すことだったりするかもしれません
し、被災した地域にボランティアに行くこと、海外の異なる文化・言語を知
ることでもあるでしょう。「真実に近づくために必要な知識、知恵、体験のこと」
これは人それぞれ違いはあると思いますが、自分自身の人生のテーマであり、
地球人類全体のテーマであると考えています。
そういうことをひとつひとつ丁寧に知ること、体験することが誰にでも必要
なことなのではないでしょうか。
私のやっていることは一見とりとめのないようなことに見えるかもしれませ
んが、そういったことに関心を持ち、自身の表現に取込み、日々探求し、発
見したことを人と共有したいと考えています。
今後も自然にわき起こる、ワクワクするような発見や感情を大切に普遍的な
価値を時代に合わせて創造していくと思います。
一緒に楽しみましょう!!!